僕は毎日会社と自宅とを車で行ったり来たりしています。
入社したばかりの頃は通勤ルートに慣れず、常に標識を意識しながら走っていましたが、
月日が経ち、慣れてくると全く別のことを考えながら走っても道を間違えずに
会社まで辿り着くことができるようになります。
さらに’慣れ’が進行してくると、
「あれっ!?いつのまにこんなとこまで来たっけ・・?」
といったように、ルートの途中から途中まで走った記憶が無く
まるでワープでここまで辿り着いたような感覚に襲われることが増えてきます。
こういった症状は、ほぼまちがいなく’慣れゴリラ’によるものだと説明できます。
‘慣れゴリラ’は人が生活をするにあたって様々なところで干渉しており、
皆が共感できる例を挙げるとすれば、舌の置き場所や視界にうつる鼻などがそれにあたります。
‘慣れゴリラ’による干渉がエスカレートしてくると、
ふと気付くとお菓子を口に運んでいたり、同じ雑誌を買ってしまったり、
ついつい飲みすぎて一升瓶をあけてしまったりします。
注意深く観察してみると我がグランゼーラの戦士たちも
‘慣れゴリラ’による干渉を多々受けているのが見てうかがえます。
・・・。
あれっ!?いつのまにこんな日誌を書いたっけ・・?