フォニックスの尾
私が高校生くらいの頃と比べて、最近ではインターネット上でたくさんの講義を視聴することができて、恵まれた環境だなと思います。
特に勉強しやすくなったのは英語のリスニングではないでしょうか。私もときどき見て、学校では習わなかったことを知れたりすることがあります。
英語の発音記号で/ɑ/というものがあります。
これは「box」や「hot」などに含まれる音で、学校では普通「口を大きく開けて『ア』と発音する」などと習ったかと思います。
一方、/ɔ/という音は「soft」「call」などに含まれるとされ、こちらは普通「口を大きく開けて『オ』と発音する』などと習ったかと思います。
最近知ったのですが、アメリカ英語では上記の2種類の音を区別して喋っている人は少ないそうです。
これを知らないためにリスニングで苦労している人も少なからずいるのではないでしょうか。
ついでに、/ʌ/と/ə/も同じという話もあります。
英語の母音は26種類あるなどと言われると恐れをなしてしまいがちですが、/ɑ/・/ɔ/(アとオの中間)、/æ/(アとエの中間)、/i/(イとエの中間)、/u/(ウとオの中間)、/ʌ/・/ə/(アとエとオの中間)くらい覚えれば、あとは日本語に近いものがある母音か、多重母音やR母音といった組み合わせに過ぎないので、思ったほどは難しくないなと思いました。