端午の節句
先日の5月5日に数年ぶりに菖蒲湯(しょうぶゆ)に入りました。
そこでふと幼少期、端午の節句の日には曾祖母が用意してくれた菖蒲の葉の間にヨモギの葉を挟んだものを布団の下に敷いて就寝するということを行っていたのを思い出しました。
当時菖蒲とよもぎの力で鬼から逃れた昔話を読んでいたこともあり、自然と魔除け、厄除けとして納得していた記憶があります。
今になって少し気になり調べてみたところ、金沢には菖蒲を布団に敷くという風習があるようです。
ただ、菖蒲とよもぎをセットで敷くという情報はあまり見当たらず、あの風習がどこからきたものなのか、どのくらい行われているものなのかが気になるところです。
ちなみに端午の節句におなじみの粽(ちまき)と柏餅、西は粽、東は柏餅が一般的とされているようですが、うちでは両方食べていました。
土地の歴史が感じられる風習、文化は、由来が良く分からないものもありつつも、そこに思いを馳せるのは割と楽しいなと思います。