年が明けました。
旧年中は、日誌のネタに困るたびにありもしないゴリラをでっちあげ、
その紹介という体でわけのわからない妄言を並び立ててしまい、
たいへん申し訳ありませんでした。
今年は心機一転、
安易にゴリラネタに頼らないようにしようという強い決意をここに表明いたします。
話は変わりますが、みなさんは「正月気分ひきずりゴリラ」をご存知でしょうか。
正月気分ひきずりゴリラほど正月気分をひきずるゴリラはいません。
3月になっても毎日おせち料理を食べ、7月になっても年賀状を待ち続けています。
あげくの果てには、11月に会った甥っ子にお年玉をあげる始末です。
このように、正月気分ひきずりゴリラの生活は、
世間の暦の流れからまったく切り離されています。
そして、皮肉にも彼らは「新しい年の正月」さえも迎えることができません。
いつまでもいつまでも、古い年の正月気分をひきずり続けるのです。
永遠に続く正月。はたしてそれは幸せなことなのでしょうか。