7年間ずっと乗っていた自転車が完全に壊れました。
その自転車は、私にとっては無謀な青春の象徴みたいなものでした。
電車代を節約するとき、クリスマスに一人でぼうっと過ごすのが嫌で名古屋から富士山まで行ったとき、ただ旅行がしたくて冬の関ヶ原を通ったとき、一回でもまともな自転車旅をしたくて朝5時に旅に出たとき、いつも一緒でした。
自転車の調子がもっと悪くなる前に、完璧なプランを立てた最後の旅をする予定でしたが、それはもう叶わない夢となりました。
これは、もう無茶をするなという自転車からの忠告かもしれません。
今まで付き合ってくれた自転車に感謝の気持ち感じつつ、もう休ませてあげようと思います。