こんにちは、白い旗です。
近頃は冬の寒さもすっかり遠のき、石川県にも暖かい春がやって来ているのを
日々感じる季節になりました。
サクラは殆ど散ってしまいましたが、
現在は八重桜が満開を迎えているので鑑賞に行かれると良いでしょう。
そんな日和に誘われて先日、近くのお寺で禅の体験をして参りました。
県内でも有数の古刹・大乘寺という曹洞宗の禅寺で禅の体験をしているのを
聞きつけた私の友人に誘われたことがそのきっかけでした。
お昼過ぎにお寺に入り住職さんから座禅の作法などの説明があり
その後、狭い通路を通って禅を行うための御堂に入ります。
一般的には、座って行う「座禅」が主な座禅のイメージかと思いますが
立ってゆっくり歩きながら行う「立ち禅」というのもあるようで
それを交互に行うことが一連の禅の流れになっています。
薄暗いお堂で壁に向かって黙々と無私を貫くことをもって、
禅の極致と成すのでしょうけど…、如何せん身体が硬く、
十五分もすれば足にしびれがやって来ます…。
礼法など決まり事も多く、
キョロキョロ周りを盗み見しながらの禅体験となりました。
一般の体験者の中には外国からの観光客の方も混じっており、
禅は海外でも紹介されているのかと感じました。
一時間程度の座禅の体験を終えた後、住職さんの講話が一時間程度あり
全部で二時間くらいのカリキュラムになっているようです。
今回は慣れていないこともあり、座禅に集中することが出来ず
禅の世界にチラリと触れる程度になってしまいましたが
何度か足を運び、もう少し禅の世界に触れられるように
精進してみたいと思います。
是非、皆さんも一度足をお運こびになり、
禅の世界に触れる体験をしてみてはと思います。