後世に自分の名を残したいという人は多いですが、実際に名前が残っている世界最古の人物としては、紀元前31世紀にエジプト第1王朝を創始したファラオであるナルメルや、その妻であるネイトホテプなどが挙げられます。当時の遺物に名前が刻まれているので、実在は確実と言えるでしょう。
日本ではどうかと言えば、3世紀に邪馬台国を統治した卑弥呼と考える方が多いかもしれませんが、それよりも以前の中国の文献に名前が残っている人物が1人だけいます。1世紀~2世紀に倭国の王であった帥升です。卑弥呼からすれば大昔の人物ですね。
謎の多い古代のことを想像して気が遠くなるのが好きなのですが、時代劇などではほとんど取り上げられません。せいぜい平安時代がいいところです。
倭国大乱を題材にした時代劇など、ぜひ見てみたいですね。卑弥呼以外の人物はほぼ全員架空になってしまいますが。