今年は金沢の桜の開花が少し早いような気がします。
街中での満開は先週末ごろだったでしょうか。
それにしても桜って
咲き始めから散り際に至るまで、余すことなく美しいですよね。
一年のうち数日しかピークがなく、
天候によってはあっという間に散ってしまうこともあるけども
毎年、毎年、必ず咲いてみんなを魅了する。
そんな儚くも力強く、潔い人生ってなんか素敵です。
「潔い」の意味には、
思い切りがよい。卑怯なところや未練がましいところがない。清らかで気持ちが良い。などがあり、
日本的な美意識を代表する語として用いられることもある、とのこと。
「いさ」と「ぎよし(ぎよい)」に分けられ、
「ぎよし(ぎよい)」は「きよし(清し)」に濁点がついたもの。
「いさ」は、諸説ありますが、
「立派だ」という意味を持つ「いさ(勇)ましい」が転じた、などと言われているようです。
さすが語源までかっこいい。
毎年桜の時期に胸が高鳴るのは、
心の中に日本的な美意識が息づいてるからなのかもしれませんね。