実験室内で培養した人間の脳細胞にゲームをプレイさせ、AIよりも遥かに速く遊び方を把握させるのに成功したそうです。
なかなか衝撃的なニュースですが、この手のAIに使われるニューラルネットワークというモデルは脳を模倣したものなので、ある意味では当然と言えるかもしれません。
ゲームの内容は板を操作してボールを跳ね返すというものなのですが、この脳はその板とボールの世界の住人であり、自身を板だと信じているということになります。
この世界は仮想現実であるとするいわゆる「シミュレーション仮説」について、私は割と可能性が高いと思っているのですが、何となくその気持ちがより強くなりました。