薙ぎ倒せたら薙ぎ倒す
関西人がよく使う言葉として「行けたら行く」がメディアで取り上げられ、話題になったことがありました。
ですが、行けたら行くことにかけては、行けたら行きゴリラの右に出る者はいません。
行けたら行きゴリラは、どれほど困難であっても、わずかでも行ける可能性のある集まりにはすべて行きます。
すなわち、相対論的時空において物理的に到達可能な範囲(「光円錐」の内側)で催されるすべての集まりに対して、量子力学における確率論的存在となって同時に参加してきます。
しかし一般的に言って、人間によって催される集まりにゴリラが参加してくることは非常に稀なことです。
この観測事実から、以下のふたつの仮説が導かれます。
A) 行けたら行きゴリラは、ブラックホールにおける「事象の地平面」の向こう側に存在している
B) 行けたら行きゴリラは、われわれの宇宙には存在しない
私はB説(通称「行けたら行きゴリラ非存在説」)を支持しています。
皆さんはどう思いますか? 家族で話し合ってみましょう。